いつも、ヤマガタ未来ラボを訪問して下さっているあなた、いつもありがとうございます。

初めてサイトを訪れて下さったあなた、ようこそお越しいただききました。

ヤマガタ未来ラボ編集長の田中と申します。

今年ももう終わりですね。

皆さんはどんな一年でしたか?

私は、4月に第1子を出産し、産休育休を取得。2012年のサイトOPEN時より絶えず触れてきたヤマガタ未来ラボから、はじめて物理的に離れた1年でした。

私が戦線離脱している間(正確には今も育休中なのですが)、他の編集部メンバーがサイトやコミュニティを切り盛りしてくれていました。私ともう1人で、見切り発車でえいやっと始めた未来ラボが、今ではたくさんの人の「自分ごと」になっていることが嬉しく、感慨深くもあり、そして仲間が増えたことに涙が出る想いです(ちなみに私は徳光さん並みに涙もろいです)。

これからのヤマガタ未来ラボは、これまでよりちょっとアップデートしていきたいと思っています。少なくとも未来ラボの中の私たちはそんな気持ちでいます。

だから、今考えていることを、未来ラボを訪れた方々に伝えたいと思って、この記事を書くことにしました。

 

ヤマガタ未来ラボの「これまで」と「これから」

未来ラボとは何か。

そう問われたら、「プラットフォームです」と答えます。

「プラットフォーム」は、駅にあるものだったり、「土台」と言う意味だったり、みんなの足元にあって、その上にいろんなものが載っているイメージ。

ヤマガタ未来ラボというプラットフォームを、自分の人生をいい感じにするための「踏み台」として、いろんな人(特にモヤモヤしている人など)が利用して、自分らしく山形と関わるキャリアを築いて行って欲しいと考えています。

 

ヤマガタ未来ラボは、人生の魅力的な選択肢として、山形県にUIターンしやすい環境を作りたいと思って2012年にスタートしました。UIターンを促進したいのではなく、U・Iターンを(結果的に)選べないという機会損失を無くしたいという想いでした。

私は2013年に結婚式を挙げたのですが、その直前、家族の体調が悪くなり、長女ということもあってUターンを考えました。でも、結婚式目前で夫を説得してUターンすることは現実的にも難しく、実行しませんでした(今もしていないのですが…。)

その時に強く感じたのは、「転機が訪れた時に初めて“どっちにしよう”と考えても遅いんだな」ということ。

実際に行動に移すのは、転機が訪れた時。ただ、その前に(出来ることなら結構前から)情報収集をして、選択肢を考えておかないと、いざという時に選びやすい方しか選べないということを痛感しました。

早めに考えておくことが重要だけど、そのための情報提供って誰もやってくれないなということに気がつき、スタートしたのが未来ラボ。

そもそも私が上京したのは、『仕事に関して』前向きな対話ができる仲間がいなかったというのが大きな理由の一つ(細かいこと言えばもっと色々あるけど)。でも、自分のアイデンティティはやはり山形か?と思い、上京後に東京で山形をPRするサークルを始めて、マルシェをやるために山形の農家さんから仕入れたりするうちに、それまでと違う山形の人脈ができていきました。

山形で『仕事に関して』前向きに対話できる仲間が増えていったことで、『あ、山形にUターンするのも悪くないかも』と思える土壌が出来たという原体験が自分にあったので、対話できる仲間=コミュニティの大切さは実感していました。

コミュニティは、未来ラボで大切にしたい価値観として当初よりあったのだけど、それらはインタビュー記事、コラム、イベント情報、求人情報など、山形へのUターンを考えるのに役立つコンテンツ・情報に組み込んでいました(例えば、インタビューした人と繋がりやすくなるよう、連絡先を掲載する等)。2015年頃までは、プラットフォームの上にあるのはコンテンツのみ。

2016年、サイトリニューアルのタイミングで、コミュニティを未来ラボの仕組みに入れるべく『部活/コミュニティ』のページを作成しました。未来ラボが立ち上げたコミュニティだけでなく、共感する仲間たちが個々に立ち上げたコミュニティも。

またこの頃、地元に住んでる人が「山形で暮らすの楽しいんだけど」って状態になれば、それって結局UIターンしやすい環境になってることじゃね?ということに気がつき、県外の人(UIターン)向け一辺倒から、山形県内在住の人向けの情報も掲載し、県内・県外両方に向けたサイトになっていきました。

 

UIターンと言えば、一番大事なのは「仕事どうする?」問題。

自分の原体験でもあるコミュニティを大切にしてきた未来ラボでしたが、その傍で、UIターンに大事な「仕事」とのマッチングも、求人記事や人材紹介という形でやってきました。(2015年からはキャリアクリエイト運営として。それまではフリーランス)

私たちが拙いながらも信じてやってきたUIターンした人へのインタビュー記事や、山形で自分らしく楽しく働くための記事、イベント情報などのコンテンツ。また、オンラインだけでなくオフラインでのつながり・出会いを大切にしたいとの思いから開催してきた『ヤマガタユアターンサミット』『スジェールバー』『オガールカフェ』など、たくさんの仲間たちのコミュニティ、そして、転職相談やキャリアカウンセリング、人材紹介など、山形の仕事とのマッチング

これらがきっかけで、UIターンを実現した人もたくさんいます。

転職相談・人材紹介は「入社」という結果が見えやすいのですが、未来ラボのコンテンツを読んだ人やコミュニティに参加した人がその後どうなっているのかは、とくに追っていない(追えないことがほとんど)ので、たまに「自分のやっていることは誰かの役に立っているのだろうか…」とズーンとなることも。

でも、そういう時に限って、どこかでたまたま出会った人に「あの時のサミットがきっかけでUIターンしました!」とか立て続けに言われたりして、「神様がまだ続けろって言ってくれてるってことかな、、、」って思ったりすることもしばしば(これ、本当に狙ったように起こります)。

こんな感じで、確かに実感はある。だけど。

一番近くで動いてくれたインターンの大学生が山形で働こうとしたけどやっぱり辞めたり、サミットに参加してくれた人のモヤモヤに対して、自分たちができることがあんまりないのではと感じたり、マクロで見れば若者の県外転出が続いていたり、若者の東京一極集中が続いていたり、ということがあると、やっぱり「若者のやりたい仕事がある」状態が、人生の魅力的な選択肢として、山形県にUIターンしやすい環境への近道だなと思うわけです(5-6年経って1周回って戻ってきました。たぶん最初からそこに取り組まなかったのは、やるべきことよりやれることを優先したからだと今振り返ると思います…)。

ヤマガタ未来ラボを運営する株式会社キャリアクリエイトでは、人事/採用支援という形で山形県内企業のサポートをさせて頂いたり、進学や就職のため県外転出した若者が、山形県のシンボル魚「サクラマス」のように山形に戻って活躍できるような環境整備を企業・行政・教育機関が一体となって考える「サクラマスプロジェクト®︎」を展開するなど、山形県にUIターンしやすい環境づくりを行なっています。

 

それらは重要だと思っているからやっているわけですが、他の誰かへの働きかけという意味で限界もあるということもまた事実です。

だから、これからの未来ラボは、『自分たちで、「若者のやりたい仕事が山形にある」という状態を作る。』これにチャレンジしていきたいと思っています。

まずは、未来ラボの周囲にいる大切な仲間たちの「やりたい仕事が山形にある」状態を作ることから。

山形に関わる若者の「やりたい仕事」の実践の場・実験の場として、プラットフォーム「ヤマガタ未来ラボ」を使ってもらい、山形に関わる人に価値を提供していきたい。

そして、その過程やプロセス、考えていること、葛藤・失敗すらもこれからはどんどん公開していきたいと考えています。

それらを「山形と関わって自分らしいキャリアを形作っていきたい」と考えている人たちに見てもらえたら、明日からまた仕事を頑張ったり、仕事を楽しんだりする勇気をお届け出来るのではないかと思うからです。

きっと、最初はグズグズだろうし、おままごとに見えるでしょうし、はたから見れば『え、何やってんの?』って感じでしょうし、沢山失敗もするでしょう。でも、それでいいと思っています。

 

 

「若者のやりたい仕事が山形にある」ための「ヤマガタ未来ラボ × 自分 MTG」

先ほども書いたように、私たちは、未来ラボに関わる人に『自分の人生をいい感じにするための「踏み台」としてヤマガタ未来ラボというプラットフォームを利用して、自分らしく山形と関わるキャリアを築いて行って欲しい』と考えています。

未来ラボに関わる人って、読者の方も、コミュニティに参加されてる方も、取引先の方も、ライターさんも、です。

ちょっと話が逸れます。

ヤマガタ未来ラボを運営する株式会社キャリアクリエイトって、人材紹介や大学・高校などでのキャリアカウンセリングとか、「キャリア支援」が得意な会社なんですけども。私もキャリアカウンセリングを学んでおりまして(国家試験、落ちたけどね、、また受けるよ。。)、キャリアデザインって、人によってその説明のニュアンスが微妙に違うものなんですが、個人的にフィットしている考え方がこちら。

「キャリアデザインとは、やりたいこと、やれること、やるべきことの重なる場所を生涯かけて作る・広げていくこと」(参考図書、手元にないので、見つけ次第追記します)

キャリア

「やるべきこと(お金を稼ぐ)だけやって、やりたくもないことをやるのが仕事だ」という仕事論の方ももちろんいると思っていて、仕事論は十人十色なので本当に人それぞれで、それを否定するつもりは毛頭ありません。

だけども、キャリア=「働くを含めた人生」をこれからどんな風に過ごしたいか?と考えたら、不機嫌で過ごすより、笑ってご機嫌ですごしたいと私たちは思うわけです。

自分らしい「キャリア」をデザインすることを考えた場合。

自分らしい=「自分がご機嫌でいられる状態」だと個人的には考えていて。

自分がご機嫌でいられる状態を保つ自分らしいキャリア(働くを含めた人生そのもの)をデザインしていくために、やりたいこと、やれること、やるべきことの重なる場所を作る・広げて行きたいなと思うわけです。

で、話を戻すと、

未来ラボに関わる人の”3つの円”と、ヤマガタ未来ラボの”3つの円”、それぞれを持ち寄り、すり合わせながら、お互いにwin-winになる形で、『事業(企画+経済)』を生み出して行けないかと考えています。

これを考える場が、「ヤマガタ未来ラボ × 自分 MTG」

簡単に言うと、あーでもないこーでもないと話し合う場。

未来ラボというプラットフォームを活用して、「自分」のやりたいこと・やれること・やるべきことを考え、実験し、『自分のやりたいこと(仕事)』を形作っていくための場です。

この場は、クローズな場ではなく、参加したい人が参加できるオープンな場にしていく予定です。

「やりたい仕事」を山形に作りたい皆様、カオスな「ヤマガタ未来ラボ × 自分 MTG」で、一緒にあーだこーだ言いいながら、やりたい仕事作っていきませんか?

今後の「ヤマガタ未来ラボ × 自分 MTG」の予定は、開催が決まり次第発表します。

 

今回の発見・発明

「ヤマガタ未来ラボ × 自分 MTG」では、毎回、発見したこと発明したことを記していきます(ラボだけに)。

今回、その前段としてこの記事を書いて見つけた発見は、こんな感じです。

・踏み台としてみんなにステップアップの場として使い倒して欲しい。そしてモヤモヤが解消されるとみんな旅立っていく。それで良い・そういうものとずっと思ってたけど、やっぱりちょっと寂しいので、未来ラボを大切にし続けてもらえると嬉しいなと思った。

・主語が「私」から「私たち」になっているのかもなと実感を持てたのが嬉しい。

と、私のほぼ私の感想でした笑

これからも試行錯誤していきます。

 

現場からは以上です。

 

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田中麻衣子

ライター情報

田中 麻衣子

1984年山辺町出身。新卒で山形での就職後上京。求人広告営業を経て、2012年ヤマガタ未来Lab.をOPEN。東京と山形行ったり来たり。あがすけ。山形...