去る12月1日(日)、東京・有楽町にて、山形県Uターン・Iターンフェア「やまがた暮らし大相談会」が開催されました。

山形全県をあげての移住マッチングイベント(主催:やまがた移住定住・人材確保推進協議会)として、県内35市町村をはじめとする52団体が出展。当日は予想をはるかに上回る400人以上の来場者で賑わいました。

IMG_6354会場入口では、“山形県おもてなし課長”のきてけろくんがお出迎え。

IMG_6329多くの相談者で賑わった市町村ブース

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市町村ブースのほかに、仕事や住まい、金融に関する専門ブースも設けられ、各担当者が移住に関するさまざまな悩み・質問に対応。

「就職で地元に帰るか悩んでいる」という学生から、「子どもが小学校に上がるまでに山形に戻りたいと思っている」というご夫婦、「山形で新規就農したい」という中高年の方まで幅広い年齢層の方が相談に訪れていました。

会場内には専門スタッフのいる託児スペースも用意され、子連れのファミリーも子どもを預けてゆっくり相談することができたようです。

また、山形のブランド米「雪若丸」が当たる抽選会もあり、お米をもらった参加者は「嬉しい!」とほくほくの笑顔に。

イベントスペースでは「農ある暮らし」「山形のライフスタイル」「山形ファン」「地域おこし協力隊」の4つのテーマで、それぞれ2人のゲストを招いてトークセッションが行われました。

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「農ある暮らし」では、鶴岡市の人気農家レストラン『菜ぁ』の小野寺さんが、ただ作って売るだけではなく、地元の食材をもっと知ってもらうための活動や子どもへの食育の大切さ、庄内特有の気候・風土によって育まれる作物のおいしさと有機農業への取り組みについて説明。大江町『OSINの会』の阿部さんからは、大江町には新規就農者をサポートするためのさまざまな補助があることや、受け入れ体制が充実しているため新規就農しやすいことを自身の実体験をもとに話してくださいました。

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「山形のライフスタイル」では、都会と田舎の働き方の違いやオフの日の過ごし方について、ゲストの二人から「通勤時間が短い分、プライベートの時間が増える」「自然の中でダイナミックな遊びができる」「地域の人との関わりやつながりが心強い」といった田舎暮らしの魅力が語られました。

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「山形ファン」では、首都圏在住の二人の女性が山形と関わるようになったきっかけや、仲良くなった山形の人たちとのつながりについてトークを展開。地域の人たちとのエピソードを交えながら、人や町の魅力を若者目線で語ってくれました。

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トークセッションはどの回も満席となり、最後の「地域おこし協力隊」では立ち見が出るほどに。移住したきっかけや、地域おこし協力隊のメリット、移住して良かったことなど、先輩移住者のリアルな体験談に参加者は熱心に耳を傾けていました。

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参加者からは「地元が山形だけど、帰るタイミングで悩んでいる」「山形にどんな仕事があるのか知りたい」といった声が聞かれましたが、このイベントで実際に山形へのUIターンを経験した先輩と直接話したことで、「前向きに考えらるようになった」とのこと。

今回の『やまがた暮らし大相談会』は、首都圏で山形に興味・関心を持っている人たちが、山形での暮らしについて考えるきっかけや、山形のリアルな情報を収集できる貴重な機会となったのではないでしょうか。進学や就職で県外へ転出し、故郷へ戻るタイミングをはかりかねている人たちのためにも、来年以降の継続的な開催が望まれます。

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今週土曜日は、永田町GRiDにて、山形県内の企業経営者とざっくばらんに話ができる『ヤマガタユアターンサミット』が開催されます!“山形つながり大忘年会”もありますので、ぜひお気軽にご参加ください。東京で行われる今年最後の山形Uターンイベント、みんなで楽しみましょう〜♪

ユアターンサミット2019

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