山形県×芸工大の学生さん
本日は、私の母校の東北芸術工科大学で活躍している学生さんの魅力をお話します。「”芸術”には興味ないなぁ。」という方も、実は山形県のどこかで生徒さんの提案に触れているかもしれませんよ?
山形県内では、イベント・町の提案・雑貨店などに、東北芸術工科大学(以下”芸工大”)の学生さん達が多く関わっております。
提案の面では、お固い頭の大人たちへ助言をする。
雑貨店では、学生さんの作品を委託販売し、それぞれ自由な発想で作られた商品でお店に貢献してる。
イベントでは、提案に自信のある学生さんが先だって、地方を盛り上げる催しをしている。
若い感性を活かした学生さんの魅力。彼らの行動力に元気をもらえるのです。
”学生”だからって、クオリティを甘く見ないでほしい。
以前ある方に「所詮、”学生”の作品なんでしょう?」と言われ、「なんだとぅ?(`・ω・´)」と怒りたくなった時がありました。(スミマセン、怒りの沸点が低くて…)
作品には作家さんの個性・色があります。
個性が強くて受け入れられない物もあるかもしれない。だけど、その人でなければ生まれなかった、”年齢”や”学生だから”というだけではない、その人の経験で描かれる作品や提案が魅力的だと私は感じております。
山形県内にある芸工大生の作品・活動・イベント
いろいろあるので選ぶのにとっても悩みますが、活動の一部をご紹介しますね。
【 月山志津温泉 雪旅籠の灯り 】
http://www.gassan-shizuonsen.net/yukihatago/
雪灯篭の写真、ご覧になりましたか?これ、学生さんが作っているんですよ!初めて見た時は、専門の玄人職人さんが居ると思っていたので、「若い人達の力で、人がゆったりと入る事が出来る物を作れるんだ!」っと感心しました。美的センスだけでなく体力もあります。若いっていいわぁ。ヨボヨボ
山形は冬の真ん中の期間、豪雪に見舞われます。ですが、その積もった雪を利用してアイディア次第で魅力的な作品へと変貌を遂げます。山形の冬はお家の中ばかりではなく、粋な感じの”雪の中”で過ごしてみませんか?
【 大学祭 】
作家さんが所属している学科やサークルに関連ある作品や趣味で作られた手作りグッズが、手に取りやすい価格で販売していたり、パフォーマンスで学祭を盛り上げる皆さんで溢れかえっています。
客層はと言うと幅広い年齢で遊びにいらっしゃるのですが、私が印象的なお客さんは芸工大の卒業生で、ちっちゃいお子様を連れているお母さん。
大学時代のお友達と久々に会って「こちら○○(お子様のお名前)だよ~。」「わぁ、前に見せてくれた写真からずいぶんおっきくなったねー!」という会話がほほえましかったです。
このように学祭は、みんなの近況報告の場にもなっております。私と同級生だった子も、たくさんお子さん居るんだろうな(´v`)
9月後半には大学祭。また2月半ばには卒業制作展があり、無料で開放しておりますので気軽に芸工大の活動を多くご覧になる事が出来ます。見るだけでない、触れたり体験も出来る作品を楽しんでください。
ちなみに卒業制作展のオススメ学科はプロダクトデザイン学科。一人で行っても1時間は遊べます。作者さんご本人の熱い思いが込められた解説付きなので、作品への愛を感じますよ。
【 山形銀行のエコキャップ推進運動 】
http://www.yamagatabank.co.jp/company/csr/img/P23.pdf
こちら、”チームECO”というサークルで、ペットボトルキャップを回収しリサイクルによる収益金で開発途上国の子どもたちにワクチンを提供するという活動をしております。各山形銀行に写真の回収ボックスが設置されております。
今年で4・5年経つのですがかなり浸透しており、キャップを入れてくださる方も写真の通り多々いらっしゃいます。
どうぞやまぎんでもペットボトルキャップの寄付をよろしくおねがいします(^-^)スーパーの回収ボックスも良いけどやまぎんもね♪
今回ざっくりした紹介でしたが、学生さんの活動を身近に感じてもらえましたでしょうか?
「こんな事お願いできるかな?」「何か良いアイディアを一緒に考えてくれる人が欲しいな・・・」とお悩みの方、発想力と行動力がある芸工大生に頼ってみましょう!
依頼主さんには素敵なアイディアを、学生さんにはポートフォリオに載せられる活動内容を!一石二鳥です♪
■ 東北芸術工科大学 公式サイト
http://www.tuad.ac.jp/