[Sponsored by 鶴岡市]

これから、山形とどう関わっていこう。

Uターン? 地元には帰らないけど、遠くで応援する? 二拠点居住?

いろんな選択肢がある中、首都圏在住のまま、庄内と関わるアクションを起こした方の体験談をお届けします。

 

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「マイプロ部in鶴岡/マイプロ部in酒田」(写真をクリックすると、マイプロ部の詳細ページにジャンプします)は現在、参加者募集中です(〜7/29まで)。不安なこと、知りたいことがある人は、相談会にぜひご相談ください。

 

文:五十嵐 加寿さん(鶴岡市出身、東京在住)

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東京を離れる気にはなれなかった

私がUターンを考えるきっかけは2回ありました。

最初は「大学卒業時」。もう1つは「30代後半」。

「大学卒業時」は一番Uターンする人が多い時期だと思います。

親が公務員だったこともあり、民間企業で働くイメージが持てなかった当時は「帰って公務員だ」と安易に考えて試験の勉強をしていました。

でもやっぱりその時の私にとっては東京は「毎日何が起こるかわからない刺激的な土地」でした。音楽好きな私はとにかくライブに行っていた気がします(地方だとその点恵まれません)。雑誌に載ってる行きたいお店もちょっと足を伸ばせばすぐ行ける。おもしろそうなイベントも何かしらどこかで開催されている。結局離れる気にはなれませんでした。

学生時代のわたしは、人付き合いがとても苦手でした。どう話したら嫌われないかとか、そんなことばかりが頭にあって疲れてしまい、外にあんまり出たくなかった。

その為か、東京の「外に出ても私のことを知っている人に出会わない」というのがわたしにとって大きな魅力でした。社会的にはその「隣は何をする人ぞ」という状況が問題になっている部分もあるのでしょうが。

「30代後半」の時期、わたしは、気づいたら東京在住年月が山形・鶴岡に住んだ期間より長くなっていました。

いろんな仕事を転々としながら、なぜかいつも「山形にUターンする可能性」が頭のなかにありました。

どこに行っても人はほんとに多いし、仕事の対人関係でドライさに泣くことも多く、のんびりな性格の自分に東京の活気や勢い、雰囲気がだんだんフィットしなくなってきた。「帰ろうかな」という気持ちがむくむくと芽生えてきたのです。

 

 

マイプロ部に参加したきっかけ

「ヤマガタ未来ラボ」のWEBサイトは、Uターンに今までわたしが抱いていた「悲壮感」がまるでありませんでした。

あれなんだか地元が盛り上がっているなあ、と。

まずは情報収集だとばかりに、スジェールバーに行ったり移住の相談に行ってみたり。

そこで「マイプロ部」を紹介していただきました。

「マイプロ部」は、東京に住んでいながら庄内の活動に関わったりできる取り組みでした。

なにしろ地元から離れて随分時間が経っていたし、すぐにUターン!というよりはまず知らなかったことを知りたかった。

「いろんな人と話せるしつながりができるよ」という言葉が背中を押してくれました。

わたしは「鶴岡シルク」と「鶴岡ナリワイプロジェクトの冊子作り」の2つに当初参加(※)し、活動の中で「ナリワイ〜」の1つに絞りました(そういう自由なところも良いと思いました)。

※…マイプロ部では、鶴岡・酒田をフィールドにプロジェクトを実行している人を手伝ったりします。

 

五十嵐さん

 

マイプロ部に参加してみての感想

参加後の変化は以下の3つです。

①人前で話すことにやや慣れた

マイプロに限ってではないですが、イベントにたくさん参加するたびに自己紹介をしていたので、人前で自分について話すことに慣れました。

②(①と関連して)やりたいことが明確になった

web編集の仕事のこと、今後ライターとしてやっていきたいということ。人に話すことで、自分は自分のやりたいことを「どうせ」という言葉で押し殺していたことに気づきました。

本当は一番やりたいことだったのに、取り組むことが怖かった。でも言葉にすることで頭の中が整理されて、行動につながりました。

インタビューの経験はわたしに自分の文章力の未熟さを自覚させ、同時に願望に気づくきっかけをもたらしてくれました。

 

③Uターンへの意識が少し変わった

本当にたくさんの庄内人と話す機会がありました。自分にはない視点を持つ人、Iターンされた人、Uターンに対して前向きになれない人、、。ただ、Uターンを考えた10何年前とは状況が相当変わってきているなと感じました。ナリワイの存在を知ることができたのも大きかったです。

 

 

今後の展望・計画

■今後もライティングや取材、編集など、当面は東京に住みながらなんらかの形でナリワイ、地元に関わっていきたいです。

■ナリワイのインタビュー記事作成がきっかけで、やりたいことが明確になり、編集・ライターの学校に通いました。今後は、ライターの仕事をわたしの「ナリワイ」にすることが目標です。

 

 

 

曖昧な気持ちでも、何ができるかわからなくても大丈夫。

2017年度のマイプロ部in鶴岡/マイプロ部in鶴岡の参加者を募集中です。

「なんか、しっかりやらなきゃダメ?」「何か強い気持ちとかないけど、いいの?」

しっかりした展望も、強い気持ちもなくて全然大丈夫。

鶴岡・酒田の最近をよく知りたい。地元の人と繋がりたい。好きな鶴岡・酒田を元気にしたい。

今は県外にいるけど、鶴岡・酒田が気になる方にオススメです。

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マイプロ部特設ページはこちら

 

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