こんにちは。 川西町に住みはじみて1年半になる、地域おこし協力隊の松田智宏です。これから、置賜の事をいろいろ書いていきますんで、よろしくです。
アレコレ書き出す前に、「そもそも、地域おこし協力隊って、何者だ??」と、疑問に思う人が多いと思うので、1回目は自己紹介を兼ねて地域おこし協力隊の説明をします。
地域おこし協力隊とは
簡単にまとめると、こんな感じの仕事をする人達です ↓↓↓
「大都市圏(東京、大阪、名古屋など)に住む人が、元気の出てない地方の市町村へ引っ越して、ヨソ者目線の立場から、地域おこしに一役買う」
もうちょい詳しく説明すると、こんな概要になっています ↓↓↓
* 総務省が管轄する国のプロジェクトで、2009年にスタート。
* 主に大都市圏の住民が地方の市町村に移住して、その地域の活性化の活動を行う。
* 地域おこし協力隊の受け入れは、希望する自治体が全国で行っている。「何をするか」の仕事内容は、自治体ごとで決めているので様々。
* 2012年の地域おこし協力隊の人数は、全国で617人。受け入れ自治体数は207。
* 山形県は、13の自治体に、33人の協力隊がいる。川西町では5人の地域おこし協力隊がいる。
* 受け入れ自治体の正職員(=地方公務員)ではないので、兼業や副業もOK。
* 任期が決まっていて、最長で3年間。3年経ったら期間延長はできないが、違う場所に移って、協力隊の仕事を続けるのはOK。
* その他、詳しいデータは、地域おこし協力隊のHPに出ているので、チェックしてね → http://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/
こんな調子の地域おこし協力隊の仕事ですが、実は、“知る人ぞ、知る”の典型的な例です。 だから、知らない人は活動地域の住民でも全く知らないというケースも多い、謎のベールに包まれた仕事でもあるんです。昨年、「遅咲きのヒマワリ」というドラマのモデルにもなりましたが、総務省の人曰く、作ったフジテレビの人も、担当者と実際に会うまでは、ずっと架空の仕事だと思っていたとか。
そんな地域おこし協力隊の仕事内容は、働く自治体ごとでイロイロです。ちなみに川西町での仕事は、こんな感じになっています ↓↓↓
* 週40時間の勤務。そのうち20時間は、町役場から指示された業務を行う。残りの20時間は「自主活動」という時間枠で、協力隊のメンバーが自主的に地域を盛り上げるような活動をクリエイトして、いろいろ取り組む。
* 町役場から指定された活動には、山村地域の高齢者宅の見周りや、観光協会の仕事の手伝い、NPO法人の業務サポート、地域交流センターのウェブサイト作成の手伝い、、、などなど。2013年度は、6つの町の団体と関わっている。
* 自主活動は、5人のメンバーが各々に行っている。ちなみに私は、地元のコミュニティFM局で、地域を盛り上げるエンタメ番組の制作&パーソナリティ-をやっています(with このブログにも登場する塗隊員)。他のメンバーは、地元の特産品の商品開発を手掛けたり、地域おこし協力隊の活動冊子の作成を行ったりと、忙しく動き回っています。
といった事をするのが、川西町の地域おこし協力隊です。