※この記事は、山形県に関わるイベントを紹介しているページです。
イベントに関するお問い合わせは、リンク先の各主催者へお問い合わせください。
縁あって鶴岡に住むことになった人たちに、鶴岡暮らしを
U・Iターン移住の先輩・ネイティブ鶴岡人の方たちとお
【1】このイベントの主催は、鶴岡市です。主催者の依頼
<チラシ>http://
【2】申し込み方法、下記ご参照の上、鶴岡市政策企画課
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■タイムスケジュール(予定)
13:30 チェックイン
13:40 パネルディスカッション
14:30 テーブルセッション
15:30 終了
■パネリスト
伊藤麻衣子氏 YAMAGATA DESIGN Inc/移住1年目
宮城良太氏 humming DESIGN・鈴木さくらんぼ園移住3年目
俵谷敦子氏 フードアナリスト・フリーライター/移住2
■コーディネーター:井東敬子氏 地域コーディネーター
■こんな方 ぜひご参加下さい:
・UIターン者でつながりを作りたい方
・移住者に鶴岡のことを教えてあげたい方
■参加費:無料
■定員:先着30名
■託児あります!(先着順、要予約)
■同時開催・・・詳しくは主催者へ
やまがたこどもアトリエ(申し込み不要)
海藤道子先生のこども料理教室(先着15名、小学生対象
【問い合わせ・お申込み先】
鶴岡市政策企画課
電話 0235-25-2111 FAX0235-25-2990
e-mail seisakukikaku@city.tsuruok
■主催:鶴岡市
■協力:鶴岡男女共同参画グループ「さんかく」
鶴岡市食育・地産地消推進協議会
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リクストが入った時だけ、トランスパレント教室を開いていらっしゃる五十嵐有紀子さんをご紹介します。21日も五十嵐有紀子さんの作品を、窓に飾ります。ご本人もいらっしゃる予定です。
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<五十嵐有紀子さんの思い> ご本人の許可を得て掲載しています
◆どうして、トランスパレント? 子育ての危機①
ここで、なぜ私がトランスパレントをするようになったかお話させてください。
一番目のこどもがまだずっと小さかった頃、家の事情で専業主婦となり、日中はほぼこどもと二人の生活を送っていました。その頃もネット環境はあり情報を一方的に取り入れることはできたけれど、今のようにSNSで気軽に誰とでも双方向にやり取りできる環境にはありませんでした。
私の周りは共働きが多く、せっかくできた育児仲間(ママ友)も一人、二人と職場復帰していき、焦燥感がつのります。
こどもにマンツーマンで向き合うのに疲れ、ただ舞い込むDMや広告の多い育児雑誌の情報に踊らされて、DVDに子守をさせつつ「これでいいのか?」と反省する毎日。色々なやりきれない思いを、立場の弱いこどもにぶつけていました。
明日がなんか来なければいいと思うくらい子育てを楽しめずにいた頃、読んでいた雑誌でシュタイナー教育のことを知りました。強く興味を惹かれ、関連書籍を読んでいくうちに、早期教育の呪縛から解放され、子育てをしている自分への自己肯定感が生まれてきました。
その時読んだものの中でトランスパレントの手仕事が紹介されていて、
こどもと折り紙感覚で遊んだり、こどものお昼寝の間に一人で無心に作ったり…。できあがったものを窓に貼ると、そこを通る度に何ともいえない気持ちに満たされました。
こどもの母親であるということは大変なエネルギーが必要で、エネルギー充電に役立つこととして次の3つがあるといいます。
①睡眠
②芸術活動
③瞑想
ほんの少しの時間に作っていったトランスパレントが、手を動かし、細やかな色の違いや模様を生み出し、それを味わう小さな芸術活動となってエネルギーを充電させてくれたのだと思います。
さて、二人目三人目が生まれるともうグチャグチャで、家は××××マンや○○○ライダーだらけになり、シュタイナーの「シ」の字もなくなりました。なので本当はシュタイナーを語る立場にはないのですが、こどもに対する心のもちようというか、一つの指針を持てたように思います。
手元に残ったのはトランスパレント。こどもが少し大きくなった今だって、次から次へと悩むことは出てきます。が、トランスパレントを無心に折っていると、情報の嵐や雑音は すーっ と引いていき、「まあ、いいか…。自分はじぶん」と、気持ちが楽になるのです。
長々と(ほんとに長い!)私事を書かせていただきました。トランスパレント作りが万人に効く子育ての危機を乗り越える特効薬になるとは思いませんが、こんな私の話を聞いて、「ふ~ん、じゃ、やってみようかな」と思ってくれる方がいて、作って飾ってみて、少しほっとしていただければ嬉しいです。