※この記事は、山形県に関わるイベントを紹介しているページです。
イベントに関するお問い合わせは、リンク先の各主催者へお問い合わせください。
山形県の北のはじっこ真室川町。
室町時代から伝わる伝承芋“甚五右ヱ門芋”を育てる農家佐藤春樹さん。
地元に伝わる伝承野菜の継承に取り組み、藁細工をはじめとした手仕事の楽しさ、藁文化が受け継ぐストローの高橋伸一さん。
甚五右ヱ門芋の植え付けを行い、藁で蛍かごのランプシェードを作り、この二人の持つ伝承の魅力を感じる1日です。
翌日は、真室川町から離れて羽黒山へ。
今夏、明治以降に開扉されたことのない五重塔の内部が公開されます。杉並木と石段の参道を歩き、五重塔の内部を見て、山頂の出羽三山神社を目指します。
基本条件
日程:2018年6月23日(土)~6月24日(日)2日間
定員:7名
集合・解散:JR新庄駅
旅行代金:29,000円(消費税込)
エスコートガイド・主催者:ひとたび 南雲直樹
現地ガイド(指導):農作業:森の家 / 藁細工:ストロー
日程表
6/24:新庄~真室川
11:00 JR新庄駅改札付近集合
*東京発7:12→新庄着10:54 (山形新幹線つばさ123号利用の場合)
集合後、車で真室川の”森の家”へ(昼食は途中で食べます/個人負担)
午後 真室川“森の家”到着
・甚五右エ門芋の植え付け
・天然の山菜採り(ミズ)
夕方~夜 ・藁細工の”蛍かごのランプシェード”づくり(約2時間)
らせん状のオブジェのような「蛍かご」にLEDライトを仕込んでランプを作ります
*以前は実際に蛍や鈴虫やコオロギなどを入れていたものです
・宿泊先のコテージでみんなで夕食をつくっていただきます
*食材の買い出しは合間を見ていきます(個人負担)
6/24:真室川~羽黒
朝 朝食はみんなで作っていだきましょう
午前 車窓から最上川や最上峡を眺めながら羽黒山へ
羽黒山では国宝五重塔の内部へ。その後、杉並木の石段の参道を登って山頂へ
*昼食は途中でいただきます(個人負担)
午後 JR新庄駅へ *時間があれば途中で温泉へ
17:00頃 JR新庄駅、解散
*17:12新庄発-20:48東京着(山形新幹線つばさ156号利用の場合)
*天候により、安全のために旅程を変更または中止する場合があります。
*食事はついてません。外食または自炊となります。参加者の希望によってご案内します。
旅行代金に含まれるもの
・1泊分の宿泊費(相部屋/コテージ内で男女わかれます)
・芋の植え付け、山菜取りの指導
・藁細工の材料、指導
・集合~解散までの車両移動費
・羽黒山五重塔、儀式殿の拝観料
旅行代金に含まれないもの
ツアー費用に含まれるもの以外。下記はその一部です。
・集合場所まで、解散場所からの交通費
・食事代、食料品・飲料品の購入費
・温泉代
・予定にない施設入場料等
宿泊予定
まむろ川温泉梅里苑コテージ
持ち物の目安
□汚れてもよい服装
□軍手、長靴
□洗面用具、お風呂セット
□防寒着、着替え、歯ブラシ
□雨具(レインウェア上下、傘)
□サングラス、帽子(天候に合わせて)
□動きやすい服装、歩きやすい靴(羽黒山用)、デイパック
お申込み方法
WEB詳細ページの予約フォーム(下部予約する)からお申し込みください。
お申込みを確認後、電話またはメールで、こちらから折り返し確認のご連絡をさせて頂きます。
*WEBの予約フォームからのお申込みができない場合には、お知らせください。
*お申込みは先着順となります。予約フォームから送信できても、満席となっている場合があります。
*予約フォーム送信後に、3営業日以上たってもご連絡がない場合は、何らかのトラブルでお申し込みが届いていない可能性がございます。お手数ですが、ご連絡ください。
定員とお申込み期限について
先着7名様にて締め切らせていただきます。
5/31(木)までに3名様の申込みがない場合、ツアーは催行されない場合もあります。
企画・実施会社
プログラム企画・実施(お問い合わせ・お申し込み)
(株)ひとたび
〒155-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-7-10 えびす第3ビル9F
TEL:03-5784-3982 E-mail:info@hitotabi.co.jp
東京都知事登録旅行業第3-6790号
旅行企画・実施
(株)ワイルド・ナビゲーション
〒155-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-7-10 えびす第3ビル9F
TEL:03-5784-3980 http://www.wild-navi.co.jp
観光庁長官登録旅行業1753号
この旅行は(株)ひとたびがプログラム企画をして、(株)ワイルド・ナビゲーションが旅行実施するスタイルです。この旅行に参加されるお客様は(株)ワイルド・ナビゲーションと募集型企画旅行契約を締結することになります。契約の内容、条件は募集広告(当ページ)、旅行条件書によります。*旅行条件書は必ずお読みください。
この旅行条件は2018年4月25日を基準としております。
他、詳細・お申込みは、イベント詳細ページ→http://hitotabi.co.jp/tour/13571.html にてご確認下さい。
山形県真室川町
伝承野菜農家
森の家
佐藤 春樹
ほんとうに、森の中の家に暮らしていたから。だから、私たち佐藤家は「森の家」と呼ばれていました。
雄大な山々が連なる東北の、美しい木々に覆われた山形の、豪雪で知られる最上地方の、その最北に広がるまち真室川。
風光明媚なこの地に生い茂るその森のなかは、豊かすぎるほどの豊かな自然にあふれて、山の幸にも川の幸にも恵まれて。
ここに根をおろし暮らしてきた私たちは、はるか遠い先祖から受け継いできた畑で、はるか遠い先祖から受け継いできた作物を、大切に、大切に、蒔いては育て収穫し、また蒔いては育て収穫し、また蒔いて。
ぶ厚く積もる雪にも、真夏の猛烈な暑さにも耐えぬいて、いくつもの季節を超えて、また春を迎えて。
たぶんこれからも、「森の家」はずっとずっと「森の家」。きらめく森に生きていきます。
山形県真室川町
手仕事と食べ物
工房ストロー
高橋 伸一
ストローとは藁(わら)のこと。まんなかは空洞です。
穴を覗けば向こうには 数千年の昔から稲作とともに育まれた
藁文化に包まれた先祖の暮らしが映るよう。
穴を覗けば向こうには 数百年先のずっと便利な未来にも
藁文化が受け継がれた素敵な暮らしが映るよう。
途切れそうな今をつないで、わらの手仕事がくらるぬくもりある世界の
過去と未来を結べたら、と望んでいます。
藁の文化は、地域の生きた宝です。
地域の古老たちを訪ねて学んだ知恵と技術、
現代の暮らしにフィットする新たな道具、
それらを紹介するワークショップを通して、
工房ストローは、藁のある風景を残していこうと思います。
四季の移ろい鮮やかな東北は山形の奥に広がる
美味しいお米のまち真室川の自然の中で。