こんにちは、山形県西川町地域おこし協力隊の中道達也です。

さて、今回紹介するのは山形県西川町大井沢。
人口約250人、高齢化率は約50%。
冬場には、雪が3メートル積もります。
そんな小さな集落に実は、Iターン者が約1割暮らしています。

そんな大井沢で、先日、地区の廃校そして自然と匠の伝承館を活用した手作りのお祭りが開催されました。
「大井沢きのこまつり 〜かもしか学園祭〜」です。
かもしか学園とは、かつて全国に先駆けて行われていた自然学習の別称です。

下の写真は、きのこを買いに来たお客さんの長蛇の列。

 

 

 

 

 

 

 

 

ですが、今年はきのこが不作…。

でも、この祭りの売りはきのこだけではありません。

学校の校舎内では…、

 

 

 

 

 

 

 

マタギの店、つる細工体験。

 

 

 

 

 

 

 

地元のこけし職人が提供するこけしの絵付け体験。

 

 

 

 

 

 

 

 

わらじや昔の遊び道具作り体験。…etc

自然環境が厳しいからこそ育まれた、受け継がれてきたものを提供する機会となりました。

そして、このお祭りの特徴は、何と言っても「地元密着型」だということです。

地元民の有志が集まり、自分たちでお祭りを作り上げています。
当日のスタッフとしては、山形大学、東北芸術工科大学、東北文教大学の学生さんたちが30〜40名ほど来て、祭りを一緒に盛り上げてくれます。
出店テナントの方も、寒河江市や山形市などからいらして頂いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は、毎年花笠踊りを披露してくれる山形大学花笠サークル「四面楚歌」のメンバー。

そして、この日ために集まってくれた「Humming HEART in 大井沢」のメンバーたち。

 

 

 

 

 

 

 

各アーティストが素敵な音楽を届けてくれました。

以前はきのこときのこ汁だけ売っていた「大井沢きのこまつり」がバージョンアップし、「大井沢きのこまつり 〜かもしか学園祭〜」として生まれ変わって、今年はまだ3年目。
今後、どんな祭りへと進化していくか、期待大です。

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この記事を書いた人

中道 達也

1987年生。高校卒業後、大学進学のため東京へ。大学時代、勉強をやる意義を全く見いだせず、留年。大学生活5年目の秋、旅をしたアジア(インドネ...

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