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酒田はぐ食プロジェクト

in酒田

本間圭輔さん

企画者のプロフィール

大学農学部を卒業後、新卒で就職した食品メーカーで商品企画に携わってきました。30歳の時に地元酒田にUターンし、家業の燃料店を継いで、4年目になります。

酒田でこんなことやってます(やろうとしています)

酒田の人口は今後大きく減少することが見込まれており、その大きな原因は、産まれる子供の数が少ないこと、若者の多くが市外へと出て行ってしまうことです。
私は、燃料店で、個人のお宅にガス等を配達する仕事をしていますが、「孤独死をされたご老人の最後に会った可能性が高い」という理由で、去年2回警察から事情を聞かれるための連絡がありました。そこで、「人口減少」「高齢化」ということを肌で実感しました。

昨年(平成27年)、若者たちのグループが酒田の未来を考える"酒田未来塾"(企画・酒田商工会議所)に参加し、市の定住人口増加のためのアイディア提言を行う機会があり、そこで「子育て世代が酒田で子供を産み、育てたい」と考えるためにはどうすればいいかを考える機会がありました。
そこで私たちは、これから子供を授かる人たち誰もがまず願う「元気に産まれて育ってほしい」という想いを、酒田の大きな資源である「食」で実現するのはどうだろうと考え、“命をはぐくむ食事=はぐ食“を広める「酒田はぐ食プロジェクト」のアイディアが、そこで生まれました。
2016年春頃から、有志のメンバー数人で活動をスタートし始めたばかりです。

「酒田はぐ食プロジェクト」が掲げるのは、1日3食の中で、日本で伝統的に食べられてきた栄養価の高い食材をバランスよく摂ることです。

中でも、「豆」「ごま」「ワカメ」「野菜」「魚」「シイタケ」「芋」の頭文字の「まごわやさしい」を合言葉に、バランスの良い食事を、プロジェクトに賛同する飲食店で提供していくことを目標に、活動しています。

マイプロ部に参加する人に手伝って欲しいこと

酒田はぐ食プロジェクトは、食の分野で子育て環境の充実をはかり、子育て世代が住みたくなる食環境の街を作っていきたいと考えています。
子育てを食事で応援する幅広い取り組みをしていきたいと考えていますが、まずは、酒田市内で「食に関わる仕事」に就く人たちを中心にして広めていきたいと考えています

協力してもらえる飲食業者を募るため、また「はぐ食」自体を市民に認知してもらうため、これからプロモーション活動をしていかなければいけません。プロモーション活動の内容も、より移住を希望する子育て世代のニーズに沿ったものにしていきたいと考えています。

また、よりその効果を高めるために多くのアイディアや人員が必要です。
より移住希望者や子育て世代にとって魅力あるプロジェクトになるよう、市内外の多くの人と関わりながら進めていければ良いと考えています。

このプロジェクトのイチオシポイント

全ての人に関わる取り組み食事という、全ての人が毎日の生活で関わる取り組みなので、より広く、息の長いコミュニティ作りができます

地方ならではの価値作り新鮮で豊富な食材が身近にあることが強みになる、都会では難しい地方ならではの価値作りを目指しています

本間さんから酒田に関わりたい人へのメッセージ

酒田には、豊かで新鮮な食材、そして食文化があります。
食で子育て環境をサポートするという面においては、地方だからこそできる可能性があると信じています。
命は、「授かる」「産む」「育てる」の繰り返しで繋がれてきました。
酒田に暮らす人たちのこの命のサイクルを、酒田の飲食業に携わる人たちが中心になって、応援していけたらと考えています。
「移住」「食」「子育て」、またそれを「伝える」アイディアなどに興味がある人たちと、一緒になって活動できることを楽しみにしています。

マイプロ部2016「酒田はぐ食プロジェクト」
マイプロ部2016「酒田はぐ食プロジェクト」
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